水中ドローンでフグに遭遇!かざすAI図鑑「LINNÉ LENS(リンネレンズ) 」で種の同定に成功!?

マガジン, 水中ドローン

こんにちは。前回に引き続き館山湾北条海岸での水中ドローン潜水レポートです。今回は、ほんの一瞬でしたが海中をのどかに泳ぐフグの映像を撮影できていたのでご紹介します!

深度は4~5m程度付近で、使用した機体は「BW SPACE」です。
自分が確認できた魚影はこちら!

・0分03秒付近
うっすらとですが20匹前後くらいの魚群に遭遇しました。もっと近くに接近したかった・・!プロの方はこれくらいうっすらでもなんの魚かわかるのでしょうか。気になる――。

・4分05秒付近
たぶん操作ミスで途中で録画が切れてしまっていますが、のどかに泳ぐおフグさんに接近できました。堤防釣りでは宿敵のフグが海中ではこんなにかわいいとは・・。いつもばかにしてごめん。笑

そして今回はすごくクッキリとした撮影に成功したので、かざすAI図鑑「LINNÉ LENS(リンネレンズ)」で種の同定を試みてみました。

このアプリ、生き物にカメラをかざすと生き物の名前をAIがおしえてくれるという超素敵なアプリなのですが、どれくらい正確に認識してくれるのか、撮影した映像や画像でもOKなのか、実験してみました。

さっそく、実験スタート!

まずは、映像が短いので今回のフグの部分をスクショ。全体がみやすい画像にします。

これにスマホのLINNÉ LENSアプリをかざすと・・・

を!!?

フグ科のなかま、31%、33%、42%・・・
という感じでどんどん分析してくれています。

おおおぉぉ!?

クサフグ! ?64%付近で同定してくれたようでした。
すげ~~~!とおもいつつ、ほんとに?とおもってググってみましたが、「クサフグ」の画像はこんなラインナップでした。

似テイル・・!

見事に的中してそうでした。LINNÉ LENSすごいーーーーー。手放せなくなりそうです。水中ドローンにそのまま搭載していただけないだろうか。笑

(実験おわり)

水中ドローンでの撮影は、自分の操縦が下手であることに加えて、特に天気がいい日だとスマホの画面に太陽が直撃してリアルタイムで少し見えずらいということも重なり、その場だけではなかなか見逃しがちな映像もあります。そのため、うちに帰って記録した映像を観察する工程や、映り込んだ生き物を同定していく工程もあるのですが、これがすこし時間がかかるものの毎回いろんな発見があってすごくたのしいのです。

引き続き次の記録を開封→観察していきたいと思います。
なにかみつけたらアップしますね!クサフグさんありがとう~~。



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